SHAKEDOM

トレーニング前後の食事タイミングガイド|いつ何を食べるかで効果が変わる

2026-05-238 分で読めます
トレーニング前後の食事タイミングガイド|いつ何を食べるかで効果が変わる

本記事は一般的な栄養情報の提供を目的としており、医療・診断行為ではありません。疾患をお持ちの方や食事制限が必要な方は、医師または管理栄養士にご相談ください。

「プロテインはいつ飲めばいいですか?」という質問をよく見かけます。タイミングを意識するのは良いことですが、まず前提として食事全体の量と質が整っていることが重要です。そのうえで「前後の食事設計」を意識すると、トレーニングの効率がさらに上がります。

私自身、仕事帰りにそのままジムへ寄ることが多く、夕食を食べずにトレーニングすることがよくありました。お腹が空いたままだと、後半でガクッとパワーが落ちることが多かったです。ジムへ向かう前にコンビニでおにぎりやバナナを軽くとるようにしてから、同じメニューでも最後まで出力を維持できるようになりました。食事のタイミングは、体感として最も差を感じやすい要素のひとつです。

トレーニング前の食事

目的:エネルギーを確保し、パフォーマンスを維持する

運動のエネルギー源は主に糖質(グリコーゲン)です。空腹状態でトレーニングに臨むと、エネルギー不足でパフォーマンスが下がるだけでなく、筋肉が分解されてエネルギーに使われるリスクもあります。

食事のタイミングと内容

タイミング 食事の目安
2〜3時間前 主食+主菜のしっかりした食事
1時間前 おにぎり・バナナなど消化の良い炭水化物
30分以内 少量の糖質(バナナ半分・スポーツドリンクなど)

直前(30分以内)に脂質や食物繊維の多い食事を取ると消化に時間がかかり、胃への負担が増えます。直前ほど消化が速く量が少ない食品を選ぶのが基本です。

和菓子は運動前の補給に向いている

羊羹・どら焼き・大福などの和菓子は、洋菓子(ケーキ・チョコレートなど)と比べて脂質が少なく、糖質中心の構成になっています。そのため消化への負担が軽く、トレーニング1時間前〜直前の補給食として活用しやすいのが特徴です。特に羊羹は個包装で持ち運びやすく、1〜2切れ程度がちょうどよいエネルギー補給になります。コンビニでも手軽に購入できる点も利点です。

「太るのでは」と心配な方向けに、代表的な和菓子のカロリー・糖質の目安を示します。

和菓子 目安量 カロリー 糖質
羊羹(練り) 個包装1本(約58g) 約168kcal 約39g
どら焼き 1個(約90g) 約254kcal 約52g
大福 1個(約80g) 約178kcal 約41g

値は文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」をもとにした目安です。

数値だけ見ると多く感じるかもしれませんが、脂質がほぼゼロである点が重要です。脂質が少ない分、消化が速く運動中のエネルギーとして使われやすくなります。トレーニング前の一時的な補給として、食べすぎなければ問題になりにくい食品です。

トレーニングが夕方・夜の場合は、昼食をしっかり摂ることがエネルギー確保になります。朝から何も食べていない状態で夜のトレーニングに臨むのは、パフォーマンス・回復の両面で不利です。

トレーニング後の食事

目的:筋肉の修復を促し、グリコーゲンを補充する

トレーニング後は筋タンパク合成が高まる時間帯です。この時間帯にタンパク質を摂取することで、筋肉の修復・成長をサポートできます。同時に、消費した糖質(グリコーゲン)を補充することで、次のトレーニングへの回復も早まります。

目安量

  • タンパク質:20〜30g程度
  • 炭水化物:体重や運動強度に応じて調整

トレーニング後におすすめの食材

食材 主な栄養 ポイント
鶏むね肉 タンパク質 低脂質で高タンパク。白米と合わせると理想的
タンパク質 必須アミノ酸をバランスよく含む。ゆで卵なら手軽
サバ缶(水煮) タンパク質・脂質 オメガ3脂肪酸が炎症を抑えるのに役立つ
ギリシャヨーグルト タンパク質・糖質 素早く摂れる。バナナと組み合わせると補給効率が上がる
白米・おにぎり 糖質 グリコーゲン補充に最適。消化吸収が速い
バナナ 糖質・カリウム 手軽に食べられ、発汗で失われるカリウムも補える

理想はタンパク質+炭水化物を組み合わせた食事です。「鶏むね肉+白米」「ギリシャヨーグルト+バナナ」「おにぎり+サラダチキン」のような組み合わせが実践しやすいです。

プロテインシェイクは消化吸収が速く、トレーニング直後の補給に向いています。ただし食事で代替できる場合は食事を優先し、どうしても食事が難しい場面での補助として活用するのが基本的な考え方です。

食後の食事が遅くなる場合

トレーニング後すぐに食事が取れない場合は、プロテインや牛乳・ゆで卵など手軽なタンパク源で一時的に補い、帰宅後に食事を取る形でも対応できます。

炭水化物を慢性的に減らすリスク

トレーニング前後だけでなく、日常的に炭水化物を極端に制限し続けると、以下のような問題が起こりやすくなります。

パフォーマンスの低下 筋肉と肝臓に蓄えられるグリコーゲン(糖質の貯蔵形態)が慢性的に不足すると、トレーニング中盤から後半にかけて急激に出力が落ちます。「いつもより早くバテる」「重量が伸びない」といった状態が続く場合、炭水化物不足が原因のひとつとして考えられます。

筋肉の分解が進む エネルギーが不足すると、体は筋肉を分解してエネルギーを補おうとします(糖新生)。タンパク質をしっかり摂っていても、炭水化物が慢性的に不足していると筋肉の維持・増量が難しくなります。

疲労の蓄積・回復の遅延 グリコーゲンが補充されないまま次のトレーニングを迎えると、疲労が抜けにくくなります。睡眠をとっても疲れが残る、筋肉痛が長引くといった場合も、炭水化物不足が影響していることがあります。

ダイエット目的で炭水化物を意図的に減らすこと自体は否定されませんが、トレーニングを継続しながら成果を出したい場合は、極端な制限は逆効果になりやすいです。

食事全体のバランスが最優先

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、タンパク質の目標量はエネルギー比13〜20%とされています。食事タイミングを気にする前に、1日のタンパク質・炭水化物・脂質の総量が適切かどうかを確認することが先決です。

タイミングの最適化は、食事の量と質が整った状態での「追加の工夫」として位置づけるのが現実的です。

まとめ

  • トレーニング前:糖質中心で、直前ほど量を少なく・消化しやすいものを
  • トレーニング後:タンパク質20〜30g+炭水化物の補給を意識する
  • プロテインは食後補給が難しい場面での補助として活用する
  • 食事タイミングより先に、1日の総摂取量のバランスを確認することが重要

参考文献

SHAKEで運命のプロテインを

読み終わったら、今日の一杯を引いてみよう。

SHAKEする

関連記事