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よく聞く「PFC」ってなに?初心者にもわかるカラダづくりの基本

2026-05-165 分で読めます
よく聞く「PFC」ってなに?初心者にもわかるカラダづくりの基本

本記事で紹介しているPFCバランスや摂取量の目安は、厚生労働省のガイドラインをもとにした参考値です。個人の健康状態・年齢・体質・運動量によって適切な栄養摂取量は異なります。食事制限や食事計画の変更を検討する際は、医師や管理栄養士にご相談ください。

ダイエットや筋トレについて調べていると必ず目にする「PFC」。この記事では、PFCの意味・理想のバランス・実践的な計算手順まで、初心者の方でもすぐ使える形でまとめています。

PFCとは?三大栄養素の頭文字

PFCとは、カラダを動かすために欠かせない三大栄養素の頭文字です。

  • P — Protein(プロテイン)= タンパク質
  • F — Fat(ファット)= 脂質
  • C — Carbohydrate(カーボハイドレート)= 炭水化物

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、この3つの栄養素が総エネルギー摂取量に占める割合を「エネルギー産生栄養素バランス」として整理しています。単にカロリーを数えるだけでなく、その内訳まで把握することが、PFC管理の出発点です。

3つの栄養素、それぞれの役割

タンパク質(P) は筋肉・皮膚・ホルモンなどカラダのあらゆる組織をつくる材料です。筋トレで筋肉を増やしたいなら、優先して確保すべき栄養素と言えます。

脂質(F) は「太る原因」と誤解されがちですが、脂溶性ビタミン(A・D・E・K)の吸収に不可欠です。1gあたりのカロリーは高いため量の管理が必要ですが、ゼロにするのはむしろ逆効果。

炭水化物(C) は脳と筋肉のメインエネルギー源です。極端に制限すると集中力低下・疲労・筋肉分解を招くため、目的に応じた適切な量を確保することが大切です。

PFCバランスの目安

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」に基づく目標量は以下の通りです。

栄養素 目標量(エネルギー比)
タンパク質 13〜20%
脂質 20〜30%
炭水化物 50〜65%

これはあくまで健康維持の目安であり、目的によって理想的なバランスは変わります。

  • ダイエット中: P高め・F控えめ・C適量
  • 筋肉を増やしたい: Pをしっかり確保し、Cでエネルギーを補う

基礎代謝量(BMR)を知ろう

PFC計算の土台となるのが基礎代謝量(BMR)です。呼吸・体温維持・内臓の働きなど生命維持に使われるエネルギーで、1日の総消費カロリーの約60〜70%を占めます。

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、年齢・性別ごとの基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日)が定められており、体重を掛けるだけで推定できます。

BMR(kcal/日)= 基礎代謝基準値(kcal/kg/日)× 体重(kg)
年齢 男性 女性
18〜29歳 23.7 22.1
30〜49歳 22.5 21.9
50〜64歳 21.8 20.7
65〜74歳 21.6 20.7
75歳以上 21.5 20.7

計算例(30歳・男性・65kg): 22.5 × 65 = 約 1,463kcal

基礎代謝を使ってPFCを計算する

基礎代謝量に身体活動レベル(PAL)を掛けると、1日の総消費カロリー(TDEE)が算出できます。

活動レベル 内容 係数
低い 座位中心の生活 ×1.5
ふつう 通勤・家事・軽い運動を含む ×1.75
高い 活発な運動習慣あり ×2.0

TDEEが出たら、あとは目的に合わせてカロリーを調整し、PFCに振り分けていくだけです。

  1. 基礎代謝量を求める(基礎代謝基準値×体重)
  2. 目的に応じて摂取カロリーを設定(ダイエットなら低め・増量なら高めに調整)
  3. タンパク質量を決める(体重×1.5〜2gが目安)
  4. 脂質量を決める(総カロリーの20〜25%程度)
  5. 残りを炭水化物で埋める

手順が多いと感じたら、摂取量計算機を使うと年齢・体重・活動レベルを入力するだけで摂取カロリーとタンパク質量の目安を自動で計算できます。

まとめ

最初から完璧な計算を目指す必要はありません。「今日食べたもののPFCはどうだった?」と意識するところから始めるだけで、食事の質は確実に変わっていきます。カロリーの"量"だけでなく"中身"を見る習慣が、半年後・1年後のカラダの違いをつくります。


参考文献

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読み終わったら、今日の一杯を引いてみよう。

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